アドベンチャーキッズスクール・活動報告


さぁ、ミドルコース３回目は「ナイトハイク！」	オーバーナイトで、夜を徹して、枚方市駅～花博記念公園鶴見緑地までの２０ｋｍを歩ききれるかどうか？！	チャレンジだ！！長距離ハイクに適した腐りにくい夜食（携行食）を自分で決めて買って、

パッキング、ルートの確認、歩くコツを確認したら、昼からは仮眠。夜にそなえてお昼寝タイム。	夕方までじっくり心身ともに休ませます。それはまるで、試合前の時間のよう。	さぁ、夕方に起きて、ヘッドランプをつけ、夜食を持って、準備体操を終えたら、ＰＭ19：00、いよいよ20ｋｍ完歩目指してスタート！

最初はとってもいいペース。今日は、とても湿度が高く、長距離ハイクには、苦しいコンディション。	そんなことにめげず、元気に最初の５ｋｍ区間を歩く子ども達。	もちろん、ペースや休憩も自分達でどうするか考え、チームで全員完歩を目指します。

途中に眠られる場所が用意されている訳でもありません。	自分達が共通の目標に対してどうするか？！自分達の力で、そして、自分の足で歩くしかないのです。	５ｋｍはとってもいいペース。休憩中もひまをおしんで体操し、地図の確認。うわぁ、まだまだや！

１０ｋｍを目指す中で、だんだん足の筋肉に張りが出てきます。	１０ｋｍ到着。ここからが、オーバーナイト２０ｋｍの本当の勝負。時刻も２３:００を回り、	眠気、足の痛み、疲労が子ども達に襲い掛かってきます。とりわけ、湿度の高さは、筋肉の疲れを増し、体力を消耗させます。

休憩もだんだん多くなってきました。休憩中には靴を脱いで足の熱を冷まし、マメをチェック。	元気のいい時には、まだまだみんなでトーン高く。でも、眠気が襲ったときには、みんな自分自身との戦い。	夜中に入りペースが落ちるも、頑張って頑張って１５ｋｍまで到着。

さぁ、最後の５ｋｍ。そうは分かっていても、足の痛み、眠気にイライラしたり、くじけそうになったり。何とか、足の痛いメンバーを助けようと奮闘中。	足の裏、足の甲、さすがに15ｋｍを歩くと痛くもなります。	同じ５ｋｍの区間が異常に長くも感じてきます。進めど進めど、中々思い通りに行かない。

早くいきたい。行けない。チームの中にも沢山の葛藤が。そして、自分の中にももういやだ、でも絶対行ってやるという沢山の葛藤が生まれます。	それらを乗りこえるのは自分自身でしかありません。だから難しいオーバーナイトでの２０ｋｍ。	時刻もＡＭ３:００をまわり、大きなあくび。一番辛い時間帯です。

さぁ、ラストスパート！鶴見緑地に入ったぞ！あとはゴールまで！	ひとつの班がゴール！３:１５到着。８時間１５分。よく頑張った！みんなしんどさ、眠さに、トーンが高いやら、ちょっと起こり気味やら。	本当に眠かった！何とか、写真撮影で目を開けますが、本当に眠くてたまりません。

さてさて、もう一方のチームは、コツコツコツコツ進んできました。鶴見緑地に入って、最後、足の痛いメンバーのかばんを、他のメンバーが持ってあげ、	何とか最後まで、頑張って、早く行こう！	こちらの班も、５:４５ゴール！１１時間４５分。よくぞ、こんな長い時間歩くことが出来たね！本当に最後までよく長い時間頑張ったね！

ようやく、ほっと一息できる瞬間。本当に長い長いチャレンジでした。	ゴールしたらそのままバタンキューのメンバーも。	ゴール後はテントで仮眠。暑くて寝袋はまくら代わり。ゆっくりお休みなさい。

起きて来たら、いつもの子ども達。遊ぶことはないかと探し、	昨日の足の痛みはどこへやら、	台車であそんだり、川に入ったり、

お弁当作りのお手伝いをしたり、	ほっとひと安心。ゴール後のふんわりとした時間を過ごし、昼からのにわか雨に見事な大急ぎの撤収を見せてくれたミドルの子ども達でした。	みんな、長い時間、長い距離、オーバーナイト。自分の足で本当によく頑張った！大人でも中々歩かない20ｋｍという距離。そしてオーバーナイト。できたみんなはまだまだ色んな力を持っているんじゃない？！ミドルコースは、楽しいこと、難しいこと、辛いこと。色んなチャレンジのあるコース。中盤、後半も、色々なこと、沢山の事、新たなこと、みんなでチャレンジして、もっと自分を広げよう！今回は、みんな本当によく頑張ったね！（ハギ）




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～オーバーナイトハイク２０ｋｍにチャレンジ！困難を乗り越え、自分の可能性を広げていく経験！～
プログラムは、無事終了致しました。ありがとうございました。夜を徹しての２０ｋｍオーバーナイトチャレンジ。自分達で夜食の携行食を買出しし、ペースも休憩も自分達で決めて進んだ子ども達。足の痛み、眠気、疲れにも負けず、見事全員完歩したミドルコースでした。主　催：『アドベンチャーキッズスクール』実行委員会主　管：パワーズ・アウトドアエデュケーション後　援：大阪府、枚方市教育委員会、京都市教育委員会、文部科学省所管（財）青少年野外教育財団